多くの人が1日を有効に使おうとする一方で、私達は1秒を最大限に活用します。どんな時間であれ貴重だと知っているからです。だからこそ、エアロダイナミクス、パフォーマンス、チューニングなど、モーター スポーツに適したスポーツカーを生み出すためのすべての要素に磨きをかけました。
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911 GT3モデルのさらなる魅力を発見
魅力的な特徴をより深く、より鮮明に。新型911 GT3モデルの詳細をご確認ください。
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911 GT3の原点であるモータースポーツの世界へ。
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モータースポーツのルックスを控えめに表現した、911 GT3 ツーリングパッケージ。
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Wheels and tyres.
911 GT3には、初めて前後で異なるサイズのホイール(フロントに20インチホイール、リアに21インチホイール)が装着されています。ワイドなホイールは、タイヤトレッドの面積が広いため、優れたダイナミックパフォーマンスを発揮します。
標準装備されるのは、シルバーカラーの軽合金製鍛造ホイールです。“GT3”ロゴ入りのセンターロックシステム(ブラック)はモータースポーツ特有のものであり、高い機能性を備えています。
タイヤサイズ:255/35 ZR 20、9 J x 20(フロント)、315/30 ZR 21、12 J x 21(リア)。公道認定されたスポーツタイヤが必要なグリップを保証します。¹
標準装備のタイヤ空気圧モニタリングシステム(TPM)は、サーキット走行前の冷えたタイヤの圧力低下を考慮するサーキットモードを備えます。
¹トレッドの深さが浅いほど、濡れた路面でハイドロプレーニングのリスクが高まります。
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ギャラリー
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4.0リッターの排気量と6気筒、水平対向レイアウト、リアエンジン。これらの特徴を持つものは、自然吸気エンジン以外にあるでしょうか?6つの個別スロットルバルブが、より制御しやすい、ダイレクトなエンジンレスポンスを保証します。9,000 rpmをマークする高回転数コンセプトで、先代モデルを10 Nm上回る470 Nmの最大トルク。それに付随するのが、アドレナリンが湧き立つ純粋なるエンジン音です。
新型911 GT3 モデルのエンジンは、このような技術ベースに基づいて、3,9 96 ccから375 kW(510 PS)の最高出力を引き出します。標準装備の7速ポルシェドッペルクップルング(PDK)を搭載し、静止した状態から100 km/hまで、わずか3.4秒で到達します。911 GT3 ツーリングパッケージは、パフォーマンス重視そのものです。マニュアルトランスミッション仕様車の0-100 km/h加速タイムは3.9秒をマーク。最高速度は320 km/hにおよびます。
新型911 GT3 モデルのドライブユニットは、私たちがレーシングカーを製造するのと同じ場所、フラハトで開発されました。特に堅牢で高性能な911 GT3カップのエンジンがベースになっています。独立したエンジンオイルタンクを使用する給油原理と、カムフォロアとリジッドバルブコントロールを備えた各シリンダー4バルブのコンセプトは、モータースポーツから直接導き出されたものです。
911 GT3と911 GT3 ツーリングパッケージは、中央のスロットルバルブの代わりに6つの個別バルブを使用して、各気筒に最適な空気を供給することができます。これによって、特に高速走行時の応答性、操縦性、ガススループットが同時に改善されます。その結果、パフォーマンスが向上しています。
リアエンジンマウントはより中央に配置されています。マウントのチューニングが合理化されてエンジンの振動が減少し、特に段差のあるダイナミックなコーナリング中でも車両が安定します。
Transmission.
新型911 GT3の7速PDKは、さらにスポーティなセットアップが施されています。パドルシフトのシフトストロークは短く明瞭で、マニュアルレバーをベースにしたPDKセレクターを使用して直接シフトチェンジすることもできます。どのようにシフトチェンジした場合でも、パフォーマンスを重視した7つのギアはレース感覚に満ちあふれています。
新機能として、ダイナミックなシフトダウン中のギア選択が追加されています。例えば、コーナー手前でブレーキをかける場合、適切なエンジン回転数に達する前にパドルシフトを引いた時、PDKはこのシフトチェンジを「記憶」し、最適なエンジン回転数に達すると自動的にシフトバックします。
911 GT3にはオプション、911 GT3 ツーリングパッケージには標準装備されるマニュアルギアボックスは、さらにダイレクトで純粋なドライビングエクスペリエンスをコックピットにもたらします。パフォーマンスを重視した6速ギア、極めて短いシフトストローク、極めて短く精確なシフトチェンジを備えています。コンマ1秒の違いではなく、無条件のドライビングプレジャーと直感的なエモーションに焦点を合わせました。さらにマニュアルギアボックスは、17 kgの軽量化にも寄与します。
軽量設計のために、常に細部への配慮がなされています。すべての軽量化のためにあらゆるグラムが削減されました。アルミニウムと炭素繊維強化プラスチック(CFRP)で造られた軽量コンポーネントの割合は、同じ安定性を維持しながらさらに増加し、モータースポーツ特有の俊敏性をいっそう高めています。
フロントリッドは、以前は911 RSモデル専用だった炭素繊維強化プラスチック(CFRP)で造られています。リアウイングもカーボン製で、オプションでルーフにもカーボンを使用することができます。
911 GT3 モデルでは、フロントウインドウ、サイドウインドウ、リアウインドウに軽量ガラスを新たに採用しました。耐久性に優れ傷がつきにくく、特に軽量であることが特徴です。
その結果、新型911 GT3は、パワーウェイト比はわずか2.81 kg/PS、空気抵抗係数は0.34を達成しています。つまり、ドライバーは新記録を打ち立てることができます。楽々と。そして、軽快に。
911 GT3に初めてダブルウィッシュボーン式フロントサスペンションが採用されました。911 RSRに由来するこのシステムは、911 GT3に秒単位の進歩をもたらします。
前軸の応答性は、軸の原理とそれに伴うショックアブソーバーの低摩擦によって、再び大幅に改善されています。さらに、新しいアクスルジオメトリーによってコーナリングの安定性が向上し、ステアリングの応答がよりダイレクトになるセットアップが可能になり、高速のコーナリングを実現します。
後軸にはLSAコンセプト(軽量、安定性、俊敏性)で実証済みのマルチリンクを採用し、ボールジョイントの数が増えて精度を高めています。
車高、キャンバー角、スタビライザーの剛性は、前軸・後軸で個別に調整することができます。フロントとリアの両方に、モータースポーツ特有のヘルパースプリングと合わせて、剛性の高いスプリングが使用されています。新しいショックアブソーバーテクノロジーは、パワフルな走行性能と共に快適なドライビングを実現します。
Control systems.
スポーツセットアップを備えたリアアクスルステアリング
低速走行時には、システムはフロントホイールと反対方向にリアホイールを操舵します。これにより、特にコーナリング時の俊敏性が向上します。高速走行時には、システムはフロントホイールと同一方向にリアホイールを操舵します。これにより、特に高速走行時やサーキットでのオーバーテイク(追い越し)の走行安定性が向上します。
ポルシェ・アクティブサスペンション・マネージメントシステム(PASM、–20mm)
電子制御されたショックアブソーバーシステムによって、現在の路面状況やドライビングスタイルに応じて、各ホイールの減衰力をアクティブかつ連続的に調節します。PASMには、パフォーマンスと快適性を重視した「ノーマル」と、セットアップをより強固にする「スポーツ」の2種類の設定があります。
ポルシェ・スタビリティ・マネージメントシステム(PSM)
PSMは、ダイナミックな走行性能の限界で安定性を維持するための自動制御システムです。システムは2段階で完全にオフにすることができます。サーキットにおいて、スポーティなハンドリングを実現します。
ポルシェ・トルクベクトリングプラス(PTV Plus)
7速PDKと連動し、完全可変トルク配分を備えた電子制御リアディファレンシャルロックによって作動します。トラクションと横方向のダイナミクスの向上、荷重移動条件下でのコーナリングや車線変更の安定性の向上を実現します。
“スマート”リフトシステム
オプションで利用可能なリフトシステムは、911 GT3のフロントアクスルを40 mm上げて、約35 km/hまでの速度域で最低地上高を高めます。また、保存された個人のポジションデータに基づく自動リフト機能を新たに搭載しています。
減速するときでさえ、失う時間はありません。新たに開発された強力なブレーキシステムは、タイムロスをなくすための信頼できる基盤となります。標準装備の鋳鉄・アルミニウム複合ブレーキディスクの直径は、フロントが408mm(先代モデルより28mm拡大)、リアが380mm。再設計された真空ブレーキブースターによって、制動力を必要に応じてさらに精確に加えることができます。
フロントにはレッドの対向6ピストン式アルミニウム製モノブロックキャリパーが、リアには対向4ピストン式ユニットが採用されています。過度に負荷がかかった場合でも、ブレーキの作動および解除の安定性と応答性が向上しました。
オプションのポルシェ セラミックコンポジットブレーキ(PCCB)は、同じデザインとサイズの鋳鉄製ディスクに比べて約50%の軽量化を実現し、軽量設計とモータースポーツに寄与します。大径のクロスドリルドセラミックブレーキディスクは、フロントが410mm、リアが390mmで、さらに優れたブレーキ性能を発揮します。フロントに対向6ピストン式、リアに対向4ピストン式のアルミニウム製モノブロックキャリパーを採用。前後ともイエローでカラーリングされ、減速時に非常に安定した制動力を発揮します。さらに、PCCBの高い耐フェード性により、高速ブレーキング時の安全性が向上します。
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速く走ること以外に、 ポルシェを好きになるすべてのこと。
極限のスポーツの世界において重要なのは、常にダイレクトであること。特にサーキットだけでなく、コックピットにおける人間工学への配慮も欠かせません。その意味で、新型911 GT3 モデルのインテリアは先進的です。従来の911の長所を踏襲しながら、新たな技術的可能性を拡張させています。その原理原則は、アナログの魅力とデジタルの融合です。
ダークシルバーのPDKパドルシフトを備えた新型911 GT3のGT3スポーツステアリングホイールは、モータースポーツのような短いシフトストロークを可能にします。滑りにくいブラックのRace-Tex素材を使用したステアリングホイールリムは、スポーツ走行中もしっくりと手になじみます。ブラックのRace-Tex素材に加えて、ブラックレザーやアンスラサイトブラッシュアルミニウムインレー付ブラックトリムストリップなど、すべての素材は純正で高品質です。
新機能として、タイヤ空気圧、Gフォース、ストップウォッチ、水温、油温、油圧など、要求に応じてサーキット関連のドライビングデータを表示する、選択可能なトラックスクリーンを搭載。すべての情報が目の前に表示され、サーキットに完全に集中することができます。6速GTスポーツマニュアルトランスミッション(マニュアルゲート付PDKセレクターも装備)と連動してシフトアシスタンスも表示されます。
エクスクルーシブ:インテリアの視覚的・技術的な心臓部である中央のアナログ式レブカウンター(“GT3”ロゴイルミネーション付)。
Seats.
高さのあるサイドボルスター、シート高とバックレスト角度の電動調節、シート前後の手動調節を備えたスポーツシートプラスが標準装備しています。911 GT3では、サイドボルスターにレザーを使用し、シートセンターにはブラックRace-Texを使用。また、ヘッドレストの“GT3”ロゴにはシルバーカラーの刺繍が施されています。911 GT3 ツーリングパッケージでは、ヘッドレストにポルシェクレストのエンボス加工が施され、ファブリック製のシートセンターを備えています。座面およびバックレストのサイドボルスターのスポーティな固いパッドは、骨盤周りも含めた横方向のサポートに優れています。バックレストシェルはダークシルバーカラーで仕上げられています。
オプションでは、18-way電動調節機能付アダプティブスポーツシートプラスを選択することもできます。
オプションとして、胸部エアバッグを統合した、カーボン織目仕上げの炭素繊維強化プラスチック(CFRP)製フルバケットシートを用意しています。このシートは、最小の重量で特に優れた横方向のサポートを提供します。前後位置は手動調節、シートの高さは電動調節です。標準装備はブラックレザー仕上げで、シートセンターはコントラストカラーで裏打ちされたブラックのパンチング加工を施したRace-Tex素材を使用し、ヘッドレストにはシルバーカラーの“GT3”ロゴが刺繍されます。911 GT3 ツーリングパッケージのフルバケットシートは、ヘッドレストにポルシェクレストがエンボス加工で施され、シートセンターはファブリック製になります。
¹フルバケットシートにチャイルドシートを装着することはできません。
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